
さっき風呂の中でふと思い出したのだけど・・・ちょうど10年くらい前まだ私がバンドばっかりしていた頃なぜかマフィンを焼くのにはまった事があって、軽トラックか何かでマフィン屋さんをしたいと思い毎日毎日マフィンばかりを焼いていた事があった・・・・。
何故そんな事を思ったのかは良く覚えていないけど、きっと私の事だろうから・・・「まだバンドでは当分食べれないしバイトするのは嫌だから自分でマフィンでも作って生活出来ないか?」というかなり無茶な考えからだった気がする・・・・しかし本当に沢山焼いていた事だけははっきりと覚えている。
結局お父さんに「無理」と言われ・・・あっさり諦めるくらいのしょぼい情熱(?)だったのだけど・・・・。
10年後又マフィンにはまるとは思っていなかった、変なの。
この前冗談でプラチャンに「スリランカでマフィン屋さんしたら楽しいそうね、もちろん現地価格で・・・・地元の子供達も食べれるくらいの値段で出来たら楽しいね〜」と言ったら「私そしたら手伝う!」と言っていた。
スリランカは貧富の差が激しいからきっとお金持ちも子はケーキとか良く食べるんだろうけど、私が行った茶園周辺の子達は・・・・・日本人の私を見ると裸足で何処までも追いかけて来て・・・・私がバスに乗ってもその小さな手をバスの窓に向かって一生懸命伸ばすのだった・・・・茶園に行く前に現地のガイドさんから「子供達に物をあげないで下さい、貰う楽さを覚えてしまったら一生懸命働いて貧困から自分の力で抜け出る事をしなくなりますから」と言われていた事を必死に思い出し目をそらしたのだけど・・・・・偶然カバンの中に朝食の残りのパンが一つ入っているのを思い出してしまい・・・・・・固くなったその小さなパンを人にあげて良いのか失礼ではないかと悩みながらも、窓を少しあけパンを手渡すと数人の子供がわーっとむらがって来て皆で取り合い食べていたのだった・・・。
この時固くなったパンを無意識に食べるつもりがなかった自分を思うと何とも言い難い気分になった。
あの茶園の子供達はこのマフィンを食べたらどう思うだろうか・・・・。
私がひたすら試作で焼き続け、食べ過ぎて美味しいかどうか解らないから・・・・・しばらく食べるのをやめようと思いカゴに入れられ棚に置かれているこのマフィンの山を見たら・・・なんて言うだろう?
世の中って食べ物も洋服もある所にはありすぎてあまっているのに・・・・無いところまで行き届かない。
それでも私は自分の日々を淡々と生きていくしか今は出来ないのだけど、いつかスリランカでマフィン屋さんをしたい。











































