
はじめて行く場所だったので途中道に迷ったが何とか行き着いた、こういう時私はいつも「行く気があれば絶対にたどり着く」と心の中で強く決めて疑わないようにしている、たかだか市内で大げさかもしれないが・・・市内であろうと海外であろうと極度の方向音痴の私が目的地にたどり着くにはもはや「気持ち」しかないのだ。
反対に言うと気持ちがあれば海外の行った事もない場所でもきちんと行き着くって事でもある。
気持ちがなえた瞬間目的地への扉が閉ざされるのだ。
無事なほこさんの家にたどり着いた私達をお姉ちゃんのななこちゃんがお出迎えしてくれた、ななこちゃんはとっても元気の良い子だけどりんはちっとも驚かないで遊んでもらって終始ご機嫌だった、子供ってアンテナみたいな物で心の優しい人がわかるのかもしれない。
りんは大きな音がするとびびるがななこちゃんの大きな声にはちっとも驚いてなかったし。
三時間ほど遊んで帰った、兄弟のいないりんは年の近い子達に囲まれて幸せそうだったな〜。
帰りにスーパーに寄り夕飯の買い物をした、昨夜はチーズやお肉などこってりとしたにぎやかなメニューだったので今日はしっとりと和食にしようと決めていたのだった。
鰯の焼き物、大根おろし、肉じゃが、ホウレン草の胡麻和え、水菜のサラダ、もちきび入りご飯。
今日は特に肉じゃがが美味しく出来た、実家の母の肉じゃがをまねしたのだ。
若い頃は母の料理は味が薄くてぼんやりしていて美味しくないと思っていたが、先日実家の台所の鍋の中にあった肉じゃがをつまみぐいしてみたら美味しくて驚いたのだった。
野菜の甘さとほんの少しのお醤油だけの味なのに奥が深くじんわりと涙が出そうな味、お野菜ひとつひとつがぴかぴかと光っているようなそんな肉じゃが。
何となくイタリア料理のミネストローネみたいだなとも思った、ミネストローネってトマト味のしっかりとしたスープだと私は思っていたけど実は違うらしくお野菜を塩とオイルと水だけでことこと煮込んだイタリアのお袋の味的料理らしいのだ。
世界広しといえどもお袋の味は万国共通なのかもしれない。
ニイナに「昨日はチーズやら肉やらだったから今日は和食にしたよ」と言うと「でもゴーヤーとか食べたから全然良いよ」と言っていた、ニイナは食べ物に文句を言わない心の広い人だ。











































